「誰もが通るシリーズ。 今何時? オヤジ!」(ゲシャシャシャシャ)
というわけで、今回取り上げるのがセガサターンの『Mr.BONES』(ミスターボーンズ)。
メーカーはセガ。なぜかコンビニ専売で度肝を抜いてくれたナイスソフトだ。
ジャンルは横スクロールアクションだが、奥スクロールやブロック崩しや全方位シューティングとミニゲーム盛りだくさん
(→盛りだくさんすぎてアクションゲームなのにディスク2枚組)の内容。
ストーリー。
邪悪な魔術師ダ・ゴーリアンの魔術(スケルティズム)によって、骸骨による闇の軍勢が出現していた。
そんな中、魔術の支配を逃れた骸骨がいた。一人青い目をした骸骨、Mr.BONESだ。
彼は闇の軍勢に追われ、そして立ち向かうことになる。
プレイヤー=Mr.BONESは骸骨なので、攻撃を喰らうとドンドン骨が取れてくる。
途中で拾うこともできるが、うっかりすると脊髄2つに腕が3本になってしまったり、
手が無い代わりにダチョウのような脚にトランスフォームしていたりする。
ゲーム全編にわたってアメリカンでシュールかつドリフチックなジョークが満載の、
実に粋なゲームである。
ちなみにテーマは「正義VS悪」、じゃなかった「ギターVSドラム」。
序盤最大の見せ場がMr.BONESの「ギターソロ」シーン。
骸骨軍団から何とか逃れたMr.BONESは、山小屋でミュージシャン(ロニー・モントローズという有名な人らしい)と出会う。
彼の持っているギターに興味を示すMr.BONES。早速1本貸してもらえるが、上手く弾けない。そこにミュージシャンの一言。
「考えて弾くんじゃない。魂で弾くんだ。」
「魂の叫びが聞こえるかい?」
Mr.BONESはいつもユーモアを忘れず、実に熱い魂を持ったナイスガイ(骨)だ。
はたから見れば完全にマヌケな感じだが、
蝙蝠に自分の骨を持っていかれたり、丸太に轢かれたり、ステンドグラスに体当たりさせられたりと、
なかなか大変な目にあうMr.BONES。
しかも自分が人間だった頃の記憶がまったくないらしい。
WRAITH(女幽霊)とのかけあいのシーンでの台詞。
「君の境遇は知らないし、
自分自身のことだって良く分からない。
だけど、奴を止めなくちゃいけないって事だけはわかってるんだ。
行かせてくれるかい?」
ヒーローに必要なのは、膨大な裏設定だとか、歯の浮かぶような台詞とか、そんなものじゃない。
必要なのはアクション。行動こそが、人を英雄にするのだ。
おまけ。WRAITHとのかけあいの時にMr.BONESが歌う歌の歌詞。
英語、日本語同時掲載。
What can you do on the moon?
月の上では何が出来る?
You can't even breath on the moon.
月の上では息さえできない
What can you do in this world?
この世界では何ができる?
You can't even love in this world.
この世界では恋も出来ない
You can't face to the dark , You can't face to the light.
光も闇もない 完全なる無の世界
You can't even live in this world.
この世界では生きてはいけない
You can't even love in this world.
この世界には 愛さえもない